ワイヤー矯正ができる岡山の矯正歯科5選|メリットや費用相場も
岡山エリアでワイヤー矯正のできる歯科医院を探している人もいるのではないでしょうか。ひと言にワイヤー矯正といっても、表側矯正・裏側矯正・ハーフリンガル矯正の3種類があります。歯科医院によって費用相場の違いもあるため、どこで矯正するのかによっても変わってきます。岡山エリアにはワイヤー矯正のできる歯科医院がたくさんあります。
岡山でワイヤー矯正を行う場合の注意点について、詳しく解説していきたいと思います。
もくじ
ワイヤー矯正ができる岡山の矯正歯科5選
まず、ワイヤー矯正の実績が豊富な岡山エリアの矯正歯科医院を5つ紹介します。
矯正歯科によっても特徴が違いますし、何度も足を運ぶからこそアクセスのしやすい歯科医院を選ぶのをおすすめします。ワイヤー矯正ができる岡山の矯正歯科について、詳しく解説したいと思います。
グラン岡山歯科・矯正歯科
グラン岡山歯科・矯正歯科は、岡山駅からすぐにあり長期的に安心して来院できる歯科医院です。半個室と個室の診療室があるので、矯正で他の人に聞かれたくないような相談も安心して話ができる環境です。
マウスピース矯正とワイヤー矯正それぞれ行っており、実績も豊富だからこそそれぞれのメリット・デメリットも含めて解説しています。例えば、目立たない矯正か、痛みが少ない矯正にしたいのかなど、患者さんの希望をしっかりとヒアリングしたうえで進めています。
デンタルローンにも対応しているので、治療費を抑え患者さんの負担を軽くする工夫もしています。
アクセス | 岡山駅より徒歩で7分 |
診療時間 | 月火木金:9:00~13:00 土:9:00~16:30 |
公式ホームページ | https://okayama-grandental.jp/ |
岡山矯正歯科
岡山矯正歯科は、駅からのアクセスもよく難症例まで対応できる認定医が2名在籍しています。充実した設備やアフターフォローもあり、治療後に後戻りしてしまったときにも無料で再治療に対応しています。
矯正の初回カウンセリングにも力を入れており、小児の矯正も相談できます。矯正について知りたい人や、費用面についても確認したい人への相談も行っています。治療前に総額を提示するトータルフィーシステムを採用しているので、費用がかさんでしまう心配もありません。
アクセス | 岡山駅より徒歩2分 |
診療時間 | 平日 10:00〜13:00 14:30〜18:30 土日 10:00〜13:00 14:00〜17:00 |
公式ホームページ | https://okayama-ortho.com/ |
なかの歯科・矯正歯科クリニック
なかの歯科・矯正歯科クリニックは、精密な検査と診断で理想の歯並びを実現する歯科医院です。小児や成人まで幅広い患者さんを対象に矯正を行っているのも特徴です。駅からは距離もありますが、駐車場は32台停められるので車でも来院しやすい歯科医院ともいえます。
院長が対応する無料の矯正メール相談もあるので、質問したいことがある人にもおすすめです。矯正治療に30年以上携わっているため、多くの症例の実績があります。患者さん一人一人に合わせて最適な治療計画を提案してくれます。
アクセス | 岡山駅より中鉄バス「平津橋」下車徒歩5分~8分 |
診療時間 | 月火木金土 9:30~13:00 14:00~18:00 水曜 午後14:30~19:00 土曜 午後14:00~17:00 |
公式ホームページ | https://www.kyousei-smile.com/ |
田中矯正歯科医院
田中矯正歯科医院は、矯正歯科治療に20年以上携わった経験を持つ歯科医師が治療を行います。歯並びで悩んでいる患者さん向けに、一人ひとりに最適な治療を提案してくれるのも特徴です。充実した設備もあるので、高度な口腔外科技術が期待できます。
セファロやCT、3Dプリンター、口腔内スキャナー、デジタルソフトなどの設備をそろえ、正確に診断できるようにしています。要望やお悩みをしっかりとヒアリングして、細やかなコミュニケーションも心掛けています。ワイヤー矯正が食い込んでしまったとき、取れてしまったときもすぐに対応してくれます。
アクセス | 岡山駅より徒歩3分 |
診療時間 | 月火金 10:30~13:00 14:30~19:00 土日 9:30~12:30 14:00~18:00 |
公式ホームページ | https://tanaka-kyousei.com/ |
てらかど矯正歯科
てらかど矯正歯科は、岡山駅から徒歩圏内にある矯正専門歯科です。矯正について十分に理解したうえで治療ができるようにサポートしてくれます。事前に装置についても説明し受け入れてもらうことや、定期検診についてもしっかりと説明してくれます。高いレベルの治療を安全に提供できるように、最先端の技術や装置を使い患者さんの矯正治療を行っています。
できるだけ短期間で、経済面にも配慮し機能面でも満足できるようにしています。わからないことがあれば、いつでも相談できる歯科医院です。
アクセス | JR岡山駅より徒歩 7分 |
診療時間 | 火木金:10:00~19:00 土日:9:00~18:00 |
公式ホームページ | https://www.smileaid.com/ |
そもそもワイヤー矯正とは?
ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる矯正器具を歯に装着する治療方法です。歯科矯正のなかでも一般的な方法であり、ほとんどの不正咬合に対して調整できるといわれています。
まずは、ワイヤー矯正によって歯が動く仕組みについて見ていきましょう。
ブラケット部分にワイヤーを通すことで、歯に力を加え歯を動かしていきます。ワイヤー矯正は、歯と歯槽骨の間にある「歯根膜」という膜に力を加え、徐々に動かしていく方法です。歯根膜が縮むともとの厚さに戻すときに骨を溶かす細胞ができ、動かしたい方面に位置している骨を溶かします。反対にある歯根膜は引っ張られるようになり、もとの厚さに戻るときに骨を作る細胞ができる仕組みです。ワイヤーを使い、何度も調整していくことで歯の位置を整えていきます。
ワイヤー矯正の種類
ワイヤー矯正と言っても、器具をどこに装着するのか場所によっても3つの種類に分類されます。
それぞれどのような違いがあるのか、矯正の種類について説明していきたいと思います。
表側矯正
ワイヤー矯正のなかでも、一般的なのが表側矯正です。上下の歯の表面に矯正装置を取り付けるものになり、比較的手頃な価格帯でできる矯正としても知られています。幅広い歯並びの症例に対応していることや、他の方法と比べても歯磨きしやすい特徴もあります。
汚れを自分の目で確認しながら磨けるので、清潔な状態を維持できる良さも考えられるでしょう。表側矯正は、装着する場所が表になるため目立ちやすく、口を閉じた時に厚みが出てしまう点はデメリットです。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側に装着する方法です。やり方の特徴もあり「リンガル矯正」「舌側矯正」と呼ばれることもあります。表に付ける矯正と比べても装置が目立ちにくく、周囲に矯正していることを知られてしまう心配もありません。特に前歯を後ろに動かすことに特化しており、ホワイトニングにも対応しているため同時に治療を行うこともできます。
ただし、裏側は見えにくい分、歯磨きがしにくいことと発音しづらい不便さもあります。また、ワイヤー矯正のなかでも費用面の負担が大きく、治療しているクリニックも少なめです。
ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正は、ハイブリッド型の矯正ともいわれています。上の歯を裏側矯正し、下の歯を表側矯正にするなど、2種類の矯正装置を取り入れているのも特徴です。両方のいいとこどりをしている矯正方法としても知られており、装置が目立ちにくく費用面を抑えやすいメリットもあります。
ただ、装置の場所によっては口を開いたときに装置が目立ってしまうこともありますし、歯磨きがしづらいため、日々のブラッシングを丁寧に行う必要があります。また、治療できる歯科医院も限られているため、どこでも治療ができるわけではありません。
ワイヤー矯正のメリット・デメリット
ワイヤー矯正には、メリットとデメリットの両方があります。前述でも紹介しましたが、より詳しくメリット・デメリットについて説明していきたいと思います。
メリット(1)ほぼすべての歯並びに対応できる
ワイヤー矯正は、ほぼすべての歯並びのお悩みに対応しています。細かい調整がしやすく歯を効率的に動かせることから、適応症例の多さでも知られています。
ちょっとした矯正はもちろん、歯並びが大きく乱れている場合でも、治療ができます。他の矯正方法を断られてしまった人でも、ワイヤー矯正であれば対応できる場合もあります。
メリット(2)取り外しの必要がない
ワイヤー矯正のメリットとして、矯正装置をつけっぱなしにでき自己管理の必要がありません。矯正によっては、自分で取り外せるものもありますが、自己管理が出来ないと矯正が思うように進まなくなってしまいます。その点、ワイヤー矯正は、取り外しが必要なマウスピース矯正と比べても、計画的に進みやすく早く終わる傾向にあるのも、メリットといえるでしょう。
メリット(3)細かい調整がしやすい
ワイヤー矯正は、歯の向きや傾き加減を細かく調整できることでも知られています。矯正の全体の進行状況を確認したうえで、歯並びを細かく調整していきます。また、歯を大きく移動させたときにも使えるので、目的に合わせて調整しやすい点も大きなメリットといえるでしょう。歯並びの悩みは人それぞれ違うからこそ、最適な矯正にできるように調整していくことが大切です。
デメリット(1)矯正器具が目立つ
ワイヤー矯正のデメリットとして、どうしても見た目に影響してしまう点が挙げられます。歯に固定式の装置を装着するため、表側矯正の場合は視線が気になってしまうこともあるかもしれません。審美性が気になる人は透明のブラケットを使った矯正方法を選択できる可能性もあります。費用こそかかりますが、長期的に行う治療法だからこそ矯正装置を選ぶ時に、見え方も含め選ぶようにしてください。
デメリット(2)食事・歯磨きがしにくい
食事制限が出てしまうのも、ワイヤー矯正のデメリットと言えるでしょう。特に繊維質の多い野菜になると、矯正装置に絡まってしまうこともあるため、細かくして詰まりにくくなるような工夫も必要です。外食時にも気になってしまいますし、取り除くのは簡単ではありません。
矯正装置は固定になるため、そのまま歯磨きを行わなくてはいけません。歯の間に汚れが残らないように、丁寧に歯を磨くようにしていきましょう。
デメリット(3)痛みや違和感が強く出やすい
ワイヤー矯正に限らず、すべての矯正にいえることではあるのですが、痛みや違和感が強く出てしまうこともあります。歯を動かす目的には変わりないため、マウスピース矯正でも痛みや違和感が生じることは少なくありません。ワイヤー矯正の場合は、ブラケットやワイヤーが口内を傷つけてしまうこともあるため、さらに痛みが起きてしまうこともあります。調整し、2日前後は最も痛みを感じ1週間も経過すれば次第に慣れていくのが一般的です。
ワイヤー矯正の費用相場
ワイヤー矯正の費用相場は、約90万〜170万円です。費用にこれだけの差が出てくるのは、歯列矯正が自由診療(保険適用外)になることが挙げられます。ひと言にワイヤー矯正といっても裏側なのか、表側なのかの違いはもちろん、全体か部分的かによっても変わってきます。
ワイヤー矯正の費用を抑えるのであれば、表側を選ぶようにしましょう。周囲の人に気付かれたくない人や審美性を重視するのであれば、裏側を選ぶのがおすすめですが、その分費用も高額になります。矯正がどの程度の予算をかけられるのかによっても変わってくるので、要望も含め相談しつつ決めていきましょう。
ワイヤー矯正が向いている人
ワイヤー矯正が向いている人はどんな人なのか紹介します。
- できる限り治療を早く終わらせたい
- 見た目を気にせず、費用を重視したい
- 自己管理できる時間がなく簡単なものがいい
- 歯並びの乱れをどうにかしたい
- 定期的に受診、自宅のケアもできる
ワイヤー矯正は、他の矯正と比べて治療期間が短く、早めに終わらせたい人にも向いています。幅広い歯並びに対応しているので、ワイヤー矯正は選択肢の幅も広い良さがあります。
自己管理のメンテナンスも少ないので忙しく矯正の管理をできるだけ簡単にしたい人にも使いやすいと思います。例えば、マウスピース矯正であれば1日20時間程度、装着しなくてはいけないので面倒に感じることもありますが、ワイヤー矯正にはその心配がありません。
まとめ
岡山でワイヤー矯正を行う矯正歯科を選ぶ時は、それぞれの特徴を比較しながら通い続けられる歯科医院を選ぶようにしてください。ワイヤー矯正は、幅広い症例に対応でき取り外すこともないので、日々のメンテナンスが簡単です。その反面、ブラッシングがしづらく、痛みや違和感が出てしまうこともあります。ワイヤー矯正のメリット・デメリットも含め検討したうえで決めるようにしてください。