矯正治療後の保定期間の重要性について
岡山駅近くの「グラン岡山歯科・矯正歯科」院長の清水健介です。
私は、これまで本院のグランデンタルクリニックを含め、多くの矯正治療を行ってきました。
矯正治療を行う上で大切なのは、矯正治療が終わった後の保定期間をどのように過ごすかが重要だということです。
矯正治療が終わった患者様にこれから保定期間に入りますというお話をすると、
「これで矯正治療が終わりじゃないんですか?」
「やっと矯正治療が終わったと思ったのにまだ続くんですね」
このような意見をお持ちの患者様が多いです。
患者様の矯正治療後のきれいな歯並びを末永く守っていくために、今回は、保定期間の重要性についてお話をしていきます。
「保定期間」の定義と重要性
保定期間は、矯正治療が終了した後の期間に、保定期間用のマウスピースを作成し、矯正治療によってきれいになった歯並びが再び元の位置に戻らないようにするための期間です。
この保定期間を設けることで、歯並びの後戻りを防止することが可能です。
グラン岡山歯科・矯正歯科では、矯正治療の効果を最大限にするために、矯正治療の期間と同じ保定期間を設けています。また就寝時のマウスピースについては、継続して使用いただくことを勧めています。
「保定期間」の過ごし方
矯正治療後の保定期間中は、以下のポイントに注意して過ごしていただくようにお願いしています。
・保定装置の正しい使用とケア
患者様が矯正治療を行った歯科医院様によって、保定装置の使用方法と保定装置のケア方法は異なることが考えられます。そのため、各医院様からのアドバイスを守り、保定装置を効果的に使うことをおすすめします。
・定期的な歯科検診とクリーニング
矯正治療終了後の保定期間中には、定期的な歯科医院への来院が必要です。矯正治療後の歯が後戻りしていないか、むし歯や歯周病がないかなどのチェックを行い、歯科衛生士がプロケアを行います。
※グラン岡山歯科・矯正歯科では、3ヶ月~6ヶ月に1度、ご来院いただいております。
・適切な口腔衛生の維持
矯正治療後のきれいな歯並びは、効果的な歯磨きを可能にしますが、歯磨きだけではなく、フロスや歯間ブラシを使ったセルフケアが重要です。お口の健康を保つために一緒に頑張っていきましょう。
まとめ
保定期間は、矯正治療によってきれいになった患者様ご自身の美しい歯並びを保ち、健康なお口の環境を保つための大事な期間です。
歯並びについて不安、口元が気になる、矯正治療について相談してみたいという方は、グラン岡山歯科・矯正歯科迄お問い合わせください。