インビザラインは何歳からできますか?
岡山駅近くの「グラン岡山歯科・矯正歯科」院長の清水健介です。
当院では、3D口腔内スキャナーのiTeroを使ってお口の中をデジタルスキャンし、そのデータを元に作成する透明なマウスピース型の矯正治療器具を使ったインビザラインを扱っています。
前回のブログでもお伝えさせていただいた通り、グラン岡山歯科・矯正歯科には、お子様の矯正患者様もいらっしゃいます。
最近では、矯正相談前に様々な情報を調べてから医院にご来院くださる患者様の多いので、
「子供にはインビザライン治療をしてあげたいのだけど何歳から始められますか?」
と相談をいただくこともあります。
結論からお伝えすると、インビザラインファーストという、主に混合歯列期の子供達に適した矯正治療器具があり、(混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混在する期間のことを指します。)混合歯列期は大体、子供が6歳から12歳位の期間で、この時期からインビザラインファーストを使って矯正治療を行うことが可能です。
インビザラインをまだご存知ではない方からすると、
「えっ、マウスピースで矯正治療ができるの?」
と驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かにこれまでは歯列矯正治療というとワイヤーの矯正器具を使った矯正治療が一般的でしたが(私が子供の頃もそうでした)、1997年にアメリカのアライン社によって、透明なマウスピース型の矯正器具を使ったインビザラインが開発されました。日本でも次第にインビザラインを使った矯正治療の症例が増えてきています。
[インビザラインファーストのメリット]
①矯正治療後のイメージが分かる
3D口腔内スキャナーのiTeroを使うことで治療が終わった後のシミュレーションを確認することができるので、矯正治療が終わった後の正しい歯並びを具体的にイメージすることができます。
②目立ちにくい矯正器具
お子様にとって、矯正器具が見えるのと見えないのとでは、周囲の目を気にするストレスが大きく違います、特に学校生活では、ワイヤー矯正の器具は目立つので、気にするお子様も少なく有りません。インビザラインは透明なマウスピース型の矯正器具を使うので、ほとんど気づかれることがありません。
③お口の健康を保ちやすい
インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正器具なので、マウスピースを外して食事をしたり歯磨きをすることができます。従来からのワイヤーを用いた矯正治療では、治療終了後に歯の表面が初期虫歯状態となり白く白濁している頃が少なくありません。
[まとめ]
インビザラインは、お子様にとってもメリットが多く、有効な矯正装置です。
しかしながら、どんな治療法であっても正しい診断のもと正しく使用することが大切です。
歯並びについてのご相談については、グラン岡山歯科・矯正歯科までお気軽にご連絡ください。